河野太郎氏 「持論抑え配慮の指摘」に「具体的にどういうことでしょうか」
10日に自民党総裁選立候補を表明した河野太郎行政改革担当相(58)が11日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ」にリモート出演。表明会見では持論を抑え、配慮もうかがえるという指摘があったことを聞かれると「具体的にどういうことでしょうか」と迫力をもって聞き返す一幕があった。
冒頭、中谷しのぶアナウンサーが「これまで『異端児』、また『壊し屋』なども言われてきていますけれども、一方で昨日の会見でも少し持論を抑えて配慮もうかがえるという指摘がありますが、そういった指摘について、どういうふうにお考えでしょうか」と質問。河野氏は眼光鋭く「具体的にどういうことでしょうか」と応じた。
中谷アナが「例えば女系天皇の容認から、男系で続いているのが一つのあり方ではないかという、少しニュアンスを変えた表現ですとか」と問いかけると、河野氏は「私は126代続いた皇統、この日本の伝統を次世代に維持できるならば、それが一番いいということは繰り返し申し上げておりましたから、そういった批判といいますか、そういったことは全く当たっていないと思います」と貫禄たっぷりに答えた。