田中秀征氏 出馬表明3人に「菅超えしていない なら菅さんでいいじゃない」サンモニ

 新党さきがけ代表代行などを歴任した田中秀征福山大客員教授が12日、TBS「サンデーモーニング」に出演。17日告示に向けて3人が出馬表明している自民党総裁選について「3人とも“菅超え”をしていない。だったら菅さんでいいじゃないか」と話した。

 現在、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎行革担当相が立候補を表明しているが、田中氏は「まだ(告示まで)5日間あるから新しい候補が出てくる可能性はあるし、出てきてほしい」と希望。「3人の出馬表明を聞いたが物足りない。“菅超え”をしていない。だったら菅さんでいいじゃないか。(3人とも)国民に向かって話をしていると思えない。後ろにいる派閥や長老に向かって声を届けている感じ。次の政権をやるなら、前政権に対する批判的な精神を持たなかったら、前に進まないから。その批判が聞こえない」と持論を展開した。

 その意味として「菅さんがうまく行かなかったのは、“政治と金”の問題に決着をつけなかったら。もしつけていたら、もっと信頼感があった。(菅首相は)1年でデジタル庁をつくるなんて、他の人にできるか疑問なくらい力量を発揮した。だけど、信頼が足りないのは根本的な政治の体質にメスを入れなかった。コロナはだれがやってもうまくいかない部分がある。でも政治と金の問題に大胆に行動をしていたら、国民がもっと協力したと思う」と菅政権の問題点を指摘した。

 「その意味でこの3人はさらに物足りない」と繰り返し「主張がブレたり、情緒的に不安定な人には総理になってもらいたくない。そういう人がもしいたとしたら」と付け加えた。

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