高市早苗氏 TV報道に「右翼扱いされてるような気がして仕方ない」信念持っていく
自民党総裁選への立候補を表明している高市早苗前総務相(60)が12日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した。
番組では、他の総裁選候補の示す政策が、国会議員の支持を集めるため、思想信条を寄せているのではないかとの指摘があり、これに高市氏は「私は他の候補予定者に対して一切批判は申し上げません。結果的に自民党の政策が分厚くなって、有権者の皆様に審判をしていただきたい」と述べた。
そのうえで「個人的に政治家として思うのは」として、「私は幅広く皆さんに愛してもらおうというよりは、日本の未来のために今やっとかないと間に合わないとか、そういった思いで議員立法をやったりしてきました。内閣総理大臣は過酷な仕事で国会論戦にもさらされますよね。もし自分の信念と違うことを明確に説明しようとすると、相当大変なことだと思います」と語った。
自身について「私みたいに、ちょっととんがってるというんですか?なんとなく地上波みてると、私が右翼扱いされてるような気がして仕方ないんですが」とも。
保守というとらえ方が強いと指摘されると、「こんなに生活者に寄り添った政策をいっぱい構築しているのに、なぜなんだろうと思いますが、しかし譲れないところは譲れない」と断言。「信念持って行かないと、国会論戦に耐えられないし、国民皆様に自分の言葉で語りかけるってことが難しくなるんじゃないかなと思います」と語った。