高市早苗氏 麻生大臣と戦う「安倍内閣の時に中途半端」PB巡り主張

 自民党総裁選への立候補を表明している高市早苗前総務相(60)が12日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した。

 「これから絶対に日本が直面するに決まってるリスクを先に。必要な法整備、研究開発を進める。このあたりを一番強調していきたい」と訴えた。

 「電力不足だって絶対起こりますよ、こんだけデジタル化進んでいたら。こんだけ気候が変動していたら、土木建築の形も変わってくるし、農業も変わってきます。自給率どうしますか」と述べ、医療面でも国産体制の構築を挙げた。

 橋下徹弁護士が「改革の打ち出し方が弱いのでは」と指摘すると、「良いアドバイスをありがとうございます」と応じ、「いま本当に必要な危機管理投資を先手打ってやっておくと、海外にも転換できる製品技術サービスができますから、イコール成長投資にもなります。必ず税収としても取り戻す」とした。

 総裁選について「直近の衆院選に勝てる人と、どうしてもなりがちだが、もしも総裁になったら少なくとも3年。その中で何をやるか」と述べた。

 首相になったら、まずやることを聞かれると「危機管理投資、イコール成長投資ですね。むしろ予算の比重を移さしていただきます」と語った。

 橋下氏が「プライマリーバランスについては、麻生財務大臣が(凍結に)反対だって声をあげている。麻生さんとも戦っていただけるってことですか?」と聞くと、「財務当局があんだけプライマリーバランスにこだわったおかげで、安倍内閣の時、機動的な財政出動が中途半端に終わりました」と指摘。「強い経済を作っておかないと、全世代が安心できる社会保障なんてできません。雇用の場も創出できない。最終的に税収増にも結びつかない」と述べた。

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