MER・白金大臣の「引っ込んで」 ネットは「半沢直樹」白井大臣の盆栽破壊を彷彿
12日に最終回を迎えたTBS系日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」で厚労省の白金眞理子大臣(渡辺真起子)が、天沼幹事長(桂文珍)へ「引っ込んでいてもらえますか」と言い放つシーンが描かれたが、これが昨年、同枠で放送された「半沢直樹」の白井大臣(江口のりこ)の盆栽破壊と重なるという声がネットで上がった。
最終回の「TOKYO MER」では、MER解体派だった白金大臣が、病床の赤塚知事(石田ゆり子)の訴えで政治家としての本来の役割を思い起こし、赤塚知事に代わってMERに指示を出す。
これを聞いて激怒したのか天沼幹事長。喜多見(鈴木亮平)に罪をなすりつけ、MER解体を目論んでいたが、白金大臣のまさかの行為に「白金っ!どういうつもりだ!」と怒鳴りつけるも、白金大臣は「天沼幹事長。引っ込んでいてもらえますか?」と冷静にコメント。天沼は「なんだと?貴様~!」とさらに怒りを募らせるも、白金大臣は「政治家は国民の命を守ることが仕事。命を最優先します」と言い放つ。
大臣が幹事長に反旗を翻すシーンといえば、昨年同枠で放送されたドラマ「半沢直樹」での名シーンが思い起こされる。国交大臣の白井大臣が箕部幹事長(柄本明)の裏金追及に加わり、箕部の大切にしていた盆栽を「くたばれっ!」とたたきつけ、その後会見で箕部に「誰も助けてくれませんよ」「説明できないなら謝罪するのが、政治家として人として、最低限度の義務」と迫った。
ネットでは「白金大臣、どうみても半沢直樹の白井大臣と被るよなあ」「白井大臣を彷彿とさせる立ち振る舞いでしびれました」「白金大臣が白井大臣に見えたのは私だけじゃないはず!」「日曜劇場は白がつく大臣が最後に必ずスカッと一発逆転かましてくれる」などの声が上がっていた。