河野太郎氏 3回目ワクチン確保を明言し、私案「日時を指定したハガキを」
自民党総裁選への出馬を表明している河野太郎ワクチン担当相(58)が13日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演。新型コロナウイルスの3回目接種に言及し「十分なワクチンの確保は、もうすでにしている」と明言。予約で混雑しないよう、日時を指定したハガキを送る私案も披露した。
フリーアナウンサー・近藤サトに、3回目の接種について質問された河野氏は、厚労省の有識者会議で議論してもらっていると説明「アメリカは2回目を打ち終わって8カ月後から始めるっていうことにしてますんで、それを始めて十分なワクチンの確保というのは、もうすでにしています」と請け合った。
MCの極楽とんぼ・加藤浩次に「3回目の確保はもうしてある?」と確認され「来年、ファイザーだったら1億2000万回、モデルナだったら5000万回、バックアップでノババックスという新しいワクチン、これは日本国内で生産する。これが確保されてますんで、3回目が必要だというときにワクチンを打つ体制というのは取れると思います」と断言した。
河野氏は、3回目接種の際にもエビデンス(科学的根拠、裏付け)や説明が必要だと力説。「こういうエビデンスに基づいてこう決めたっていうのをしっかりお出しをして、8カ月後に打って下さいと。それを納得していただければ、今度はハガキを送って、もう日時を指定させて頂ければ予約を取らなくてもいいんだと思います」と私案。
「どうするかはまた自治体と相談をしなければいけない」と断った上で「いろいろやり方はあると思うんですが、日付を指定して、どうしてもこの日ダメな人だけ連絡してきて下さいと言えば、また予約が取れませんという議論をしなくても良くなりますから。いろんなオプションを自治体が取れるように。しかも、本当に必要なことは何なのかということを今、チームで検討してもらっているところです」と説明した。