一冠になった豊島将之竜王「勉強になった」 10月竜王戦で再度対決に奮起

対局を振り返る豊島将之叡王(日本将棋連盟提供)
対局を振り返る豊島将之叡王(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太二冠(王位・棋聖=19)が挑戦する第6期叡王戦五番勝負第5局が行われ、豊島将之叡王(竜王との二冠=31)に111手で勝利。通算成績3勝2敗で、史上最年少となる「19歳1カ月」での三冠獲得を達成した。1993年に羽生善治九段(50)が樹立した「22歳3カ月」の最年少記録を、28年ぶりに3歳2カ月更新。自身初となる最終局までもつれ込むフルセットを制した藤井新叡王は「結果を出せて良かったかな」と喜びを語った。

 一冠となった豊島竜王は、藤井三冠と王位戦、叡王戦を戦った今夏を「苦しい将棋が多かった印象ですね。強い棋士と指して課題がたくさん見えてきたし、勉強になった10局だった」と振り返った。カド番で迎えた第4局では意地を見せ完勝し、迎えた最終局。「途中までは難しかったと思うんですけど、(進撃した)銀を引かされる展開になったので難しいのかなと…」と肩を落とした。10月開幕の竜王戦には「短期間で修正できるところをして、1カ月準備をして頑張りたい」と前を向いた。

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