レコ大“令和初の勝者”Foorin・住田萌乃 連ドラ「二月の勝者」女優の花咲かせる
27日に解散を迎える男女5人組ユニット・Foorinのメンバー、住田萌乃(13)が、日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(10月16日スタート。土曜、後10・00)に出演することが15日、分かった。グループのメインボーカルとして、2019年に「パプリカ」で日本レコード大賞を最年少で受賞するなど話題を呼んだ「もえの」にとって、解散後初となる連続ドラマ出演で、女優の大きな花を咲かせる。
レコード大賞の“令和初の勝者”となったFoorinのもえの。グループから羽ばたいて最初の作品で「二月の勝者」になる。
歌の世界で飛躍した住田だが、2013年に5歳でデビューして以降、NHK連続テレビ小説「マッサン」や「スカーレット」に出演するなど、元々は演技派子役として活躍していた。
今作で白羽の矢を立てた次屋尚プロデューサーは「演技だけではなく音楽活動やその他さまざまな経験を経て、たくさんの感性や表現力を身に付けたことと思います。そんな萌乃さんだからこそ、今回の役をお願いしました」と歌手での経験からの成長に期待を寄せた。
同作は、累計200万部以上の中学受験の実態をリアルに描いた同名人気マンガが原作。「家族問題」「教育問題」など、現代社会の様々な問題に切り込んだ人生攻略のドラマを描く。住田は偏差値65の名門「二葉女子学院」に通う高校1年生・大森紗良を演じる。物語の重要な鍵を握る原作にはないキャラクターだ。
「基本、明るく元気な女の子なのですが、物語が進むにつれて、意外な過去や大人びた考えを話す場面も出てくるということなので、今からドキドキしています」と難役にも決意を示した。
共演には、主演・柳楽優弥(31)をはじめ、井上真央(34)、NEWSの加藤シゲアキ(34)、市川海老蔵の長女、市川ぼたん(10)など豪華キャストが並ぶ。住田は「緊張しています」と話しつつ「コメディーな掛け合いのシーンもありますので、視聴者にクスッと笑っていただけるよう楽しんで臨みたい」と、晴れた空に希望の種をまいていた。
◇住田萌乃(すみだ・もえの)2008年3月29日生まれ。兵庫県出身。2013年に子役としてデビュー。その後、NHK連続テレビ小説「マッサン」、日本テレビ系ドラマ「woman」など数多くの話題作に出演。2018年から男女5人組ユニット・Foorinのメインボーカルとして活動。2019年には、シンガー・ソングライターの米津玄師が手掛けた「パプリカ」で「第70回NHK紅白歌合戦」に出場した。