石破氏は「重用されない」菅内閣元ブレーンが断言 候補者同士は「寸止め」

 嘉悦大学教授で経済学者の高橋洋一氏が15日にYouTube番組「高橋洋一チャンネル」を更新。自民党総裁選について解説し、出馬せずに河野太郎行政・規制改革相支持に回った石破茂元幹事長について「重用はない」と語った。

 15日の段階で出馬を表明しているのは岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野氏の3人だが「負けた2人、排除されないですよ」と明言した。総裁選は9月29日。新総裁がすぐに党人事を行い、国会で首相指名を受け組閣、その後に解散総選挙となる流れだ。

 高橋氏は「だれが総理になっても時間があまりないわけよ。そしたら一緒にやってた(総裁選を戦った)人、重用するんだよね」と流れを説明した。敗れた2人は閣僚や党の重要職に就くとし「総選挙で必ず挙党態勢を取らないといけないから」と分裂を避ける方向の人事を予想した。岸田、高市、河野の3氏は「けっこう争っているように見えて、お互いリスペクトしてて、寸止めっていうか本当に刺し合ってませんね」と比較的平和な総裁選であるとした。

 一方で、石破氏については「(新総裁が)重用することはない」ときっぱり。石破氏は「安倍政権、菅政権にいろいろ後ろから鉄砲撃つようなことばっかりやってたから、そんな人をあとから重用したら結束崩れちゃう」と分析。「こういう時、最後すり寄ったら、いいポスト付けちゃったら、付けた人がダメって言われちゃう」と見解を示した。

 高橋氏は、菅政権の内閣官房参与を務めながら、「さざ波」「屁みたい」などの発言で5月に辞任した。

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