星組トップ礼真琴 千葉真一さんを参考に柳生十兵衛 愛月ひかるも圧巻
3枚
宝塚歌劇団星組公演「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム」が18日、兵庫・宝塚劇場で初日を迎えた。トップスターの礼真琴が、隻眼の剣豪柳生十兵衛に体当たりで挑んだ。
柳生十兵衛といえば、8月にコロナで他界した千葉真一さんが当たり役とした。今回、礼も千葉さんの作品も、役作りの参考にしたという。
礼の敵役は、今公演で退団する愛月ひかる。物語の鍵を握る妖しい人物を自在に演じた。また愛月の配下の「七本槍」には、瀬央ゆりあ、綺城ひか理、極美慎らのスターが顔をそろえた。
またショーでは、レジスタンスを想起させるシーンで、激しいコンテンポラリーを、礼とトップ娘役の舞空瞳を中心に盛り上げた。またトップコンビのデュエットダンスには愛月も絡み、ラストは3人で挨拶するなど、愛月の最後を盛り上げる演出となっていた。