安倍前首相 荒れた「高市外し」騒動を揶揄「見識無き質問者まで出る始末(笑)」

 安倍晋三前首相が19日、ツイッターに投稿。18日に行われた自民党総裁選4候補による討論会での高市早苗前総務相の応答を賞賛し、主催側の質問者を揶揄した。

 「昨日の討論会に於ける、高市早苗候補の冷静で的確な応答振りを賞賛する声が多数寄せられています」と投稿した。そのうえで「彼女の外交安全保障に於ける見識を示されたら困るのか、彼女をスルーする見識無き質問者まで出る始末(笑)」とツイートした。

 18日の日本記者クラブでの討論会では、ライブ配信を見ている記者からの質問を参考に、クラブの企画委員が各候補者に代表質問する形式がとられた。

 後半には日中関係に関する質問を、外務大臣、防衛大臣経験者として岸田文雄氏と河野太郎氏に聞くなど、両氏に質問が集中。質問側から「さきほどから河野さんと岸田さんにばかり質問がいって、高市さん、野田さんには大変申し訳ありません。違いをくっきりさせるためにお聞きしてます」と説明が入る一幕もあった。

 ネット上は「高市外し」「公平な発言機会を」との投稿が相次ぎ、荒れた。

 安倍氏は「私の新しい2連ポスターです」と記し、「この国を守る」と書かれた、安倍氏と高市氏の2ショットポスターの写真をアップした。

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