プロ野球巨人・丸佳浩選手の偽サイン入りユニホームをインターネットのオークションサイトに出品したとして、警視庁生活経済課は２２日までに、不正競争防止法違反の疑いで配達業八木沢瀬名容疑者（２４）を逮捕した。同課によると、巨人ファンだったといい、「生活費などの足しにするためだった」と供述している。

　６月の自宅の家宅捜索で、１１球団８７選手の偽サインを書き込んだとみられるユニホームや野球ボール、クッション、色紙、野球カードなど９０点以上を押収。サインの練習をした形跡があるノートも見つかった。

　逮捕容疑は昨年７月３０日頃、自分でサインしたにもかかわらず、丸選手の「直筆サイン入りユニホーム」などと付記した写真をサイトに掲載し出品した疑い。