「サンモニ」関口宏「インフルエンザと違う!」コロナ後遺症に「スカッとしない」
俳優の関口宏が26日、司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」に出演し、新型コロナウイルスの後遺症について「インフルエンザとは違う」と力説した。
番組ではコロナ感染後の後遺症について特集。東京・世田谷区の調査として「後遺症がある・あった」が48・1%だったという結果などを伝えた。「倦怠(けんたい)感」が一番多く、後遺症が1年以上続くという例に関口は「これ、嫌だねぇ」としみじみ。リモート出演した東北大学大学院教授の小坂健氏は「一番多いのは倦怠感といっても、本当にひどい、身動きできないような疲れがあるのが特徴的」と説明した。
法学者の谷口真由美氏が、知人の体験談として「『倦怠感』という言葉では表せない。明らかに動けない状況」と症状が重いことを伝えた。関口は「どっかのテレビで倦怠感が長く続くので、仕事を辞めざるを得なくなったっていう人もいましたよ」と前置き。続けて「これね、インフルエンザと違いますよ。インフルエンザは治ったらスカッとしてましたけど、スカッとしないんだよね」とコメントした。
小坂氏は、患者同士の体験談や情報を共有しながら、医療体制を整えることを訴えた。