夏目三久が最後の「バンキシャ!」まさかの引き止めに「覚悟決めて踏み出します」
今秋で芸能界を引退するフリーアナウンサーの夏目三久が26日、総合司会を務める日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」卒業の日を迎えた。
最後の出演となるこの日は、「天の声」を務める声優の大塚芳忠から「夏目さん、この日が来てしまいましたね。考え直すわけにはいきませんか?」と翻意をうながされた。夏目は困ったように苦笑。「もう覚悟を決めて、踏み出します」と固い決意を改めて表明した。続けて「芳忠さんは20年目になりますね。お体、どうぞ気をつけて。これからはテレビの前で応援します」とイチ視聴者になる現実を自らかみ締めながら語った。
オープニングには、共演する日テレ時代の先輩、桝太一アナから「夏目さんはいよいよ、きょうが『バンキシャ!』ラストということになりますね」とふられると「まだまだ全然、実感はわいていないんですけど。桝さんとは半年と短い間でしたけど、濃密な時間を過ごさせていただいたなと」と笑顔。桝アナが「福澤さんも見ていると思います」と今年3月まで総合司会を務めた福澤朗の名前も出し、卒業ムードを演出した。
夏目アナは今年4月に有吉弘行と結婚し、今秋で芸能界を引退すると明らかにした。同番組には2013年4月に鈴江奈々アナの後を継ぎ、総合司会に就任。8年半務めた。10月3日放送からは同局の後呂有紗アナが後任を務める。