引退の夏目三久「バンキシャ」卒業 10月から「どうしようかと」桝アナに食事の誘い
今秋で芸能界を引退するフリーアナウンサーの夏目三久が26日、総合司会を務める日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」卒業の日を迎えた。番組の最後にあいさつした夏目は、涙を流すことはなく、笑顔でしめくくった。
番組は通常通りに進行。共演の桝太一アナから最後のあいさつをうながされると、「私にとってバンキシャは古巣に戻って、古巣のみなさんに温かく迎え入れていただいて、本当にあっという間の8年半でした」「私も家で、久しぶりですね、家でゆっくりゴハンの準備でもしながら、番組を見たいと思いますので、また視聴者として楽しみにしております」とあいさつ。感謝した。
日テレ時代の先輩にあたる桝アナからは「今まではたくさんの方を笑顔にした夏目さんですから、これからは自分の笑顔のために、どうかゆっくりと過ごして欲しいなと思います」と労われた。「10月からはゆっくりできそうですか?」と聞かれた夏目は「ちょっとどころか、もうどうしようかと思っていて、落ち着いたら桝さん、ゴハンでもいきましょう」と呼びかけた。
最後の出演となるこの日は、「天の声」を務める声優の大塚芳忠から「夏目さん、この日が来てしまいましたね。考え直すわけにはいきませんか?」と翻意をうながされた。夏目は困ったように苦笑。「もう覚悟を決めて、踏み出します」と固い決意を改めて表明した。続けて「芳忠さんは20年目になりますね。お体、どうぞ気をつけて。これからはテレビの前で応援します」とイチ視聴者になる現実を自らかみ締めながら語った。
夏目アナは今年4月に有吉弘行と結婚し、今秋で芸能界を引退すると明らかにした。同番組には2013年4月に鈴江奈々アナの後を継ぎ、総合司会に就任。8年半務めた。10月3日放送からは同局の後呂有紗アナが後任を務める。