橋下徹氏 政界進出前の年収は「3億近く」と明かす
テレビのコメンテーターとして各局に引っ張りだこの橋下徹氏。茶髪&サングラスの異色弁護士として「行列のできる法律相談所」でブレーク後、2008年1月の大阪府知事選で当選。府知事を経て大阪市長となり、15年12月、任期満了をもって政界を引退した。政界進出前は売れっ子弁護士、タレントとして、年収が「3億近く」あることを告白したこともある。
【以下、2007年12月29日の本紙より】
来年1月の大阪府知事選に出馬表明している弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が28日、大阪・ABC放送で、同局系の情報番組「スーパーモーニング」(前8・00)に生出演。これまで公表していなかった自身の年収を「3億円近くです」と明らかにした。
さすがは超売れっ子タレントだ。対立候補の大阪大大学院教授・熊谷貞俊氏(62)=民主、国民新推薦、弁護士・梅田章二氏(57)=共産党推薦=とテレビで初めて対談した橋下氏は、知事給与の話題で、キャスターに「知事になったら、収入が減りますよね?」と振られ「減ります」と即答。「今はどれくらいですか?」と突っ込まれると、一瞬言いよどみ「…3億近くです」と告白した。
その場面以外は、熊谷氏の理念を「時代遅れな考え方。借金だらけの現状で、夢や理念を語っている場合じゃない」と批判したり、梅田氏を「政策は実現できますか?多数党の支持を得てますか?私は得てます」と問いつめるなど、鋭い舌ぽうを披露。テレビ慣れしているところを見せつけた。
慣れるほどテレビに出演することで、高収入を得ている橋下氏。収入と知名度では、やはり他候補を圧倒していることが浮き彫りになった。