感染症専門家 緊急事態宣言解除に慎重論「本当にこのまま全面解除でいいのか」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が29日、30日が期限の緊急事態宣言の解除決定を取り上げ、国際医療福祉大学主任教授・松本哲哉氏は「本当にこのまま全面解除でいいのか」と慎重に話した。
まん延防止等重点措置に移行することなく全面解除されることに、感染症学が専門の松本氏は「状況としては落ち着いてきましたが、このような安定した状況がどこまで続けられるのかヒヤヒヤした部分もありますので、本当にこのまま全面解除でいいのかどうか」と危惧。
「解除するとしても、何らかのある程度の今後の感染が抑えられるような対策を取れるのかどうか。ここが重要なポイントだろうと思う」と何らかの対策が必要だと強調した。