若狭弁護士「じくじたる思い」無免許&人身事故の木下富美子都議応援してた
若狭勝弁護士が5日、TBS系「ひるおび」にリモート出演し、7月の東京都議選の選挙運動期間中に起こした無免許運転での人身事故を公表せずに再選した木下富美子都議について、「じくじたる思いがある」と心境を語った。
木下氏に対しては、都議会で2度の辞職勧告決議が可決されている。都議会は今月13日の定例会会期中に議長室を訪れ、考えを直接説明するよう要請する文書を4日に郵送した。
木下氏は7月2日に人身事故を起こし、同4日の都議選で当選。5日に「免許停止中に事故を起こした」と報じられ、都民ファーストの会から除名処分を受けた。しかし、6日には1人会派「SDGs東京」を立ち上げ、議員としての活動を継続。23日には1回目、9月28日には2回目の議員辞職勧告決議が可決された。
木下氏は、議会を欠席し続けているが議員を続ける意向だ。都議会議員には議員報酬81万7600円、政務活動費50万円、合計で131万7600円が支払われているとされている。木下氏は議員歳費は「受け取るべきではない」とし、寄付などにあてる意向を示している。
若狭氏は「木下都議が最初に都議会議員になる際に選挙の際の応援をしてたんです」と説明。当時は「都民ファーストの会」を支援しており、木下氏にも「期待してた」という。「こういう形になってしまったことについては、じくじたる思いがあるし、都民への裏切りという面では、はなはだ大きいものがあると思いますので、よくよく自分を制していただきたい」と苦い表情だった。