小倉智昭 肺がん転移は「自分のせい」 「まだ死にたくない」の本音も
ステージ4の肺がん転移を公表したキャスターの小倉智昭が6日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、入院前最後のインタビューに応じた。転移は「自分のせい」と語り「まだ死にたくない」「絶対治って帰ってくる」と笑顔で約束した。
番組では入院直前の小倉に単独インタビュー。小倉は16年に膀胱がんを公表。内視鏡手術を受け、その後18年に全摘出手術を受けている。
小倉は入院後は抗がん剤治療を受け、その結果次第では翌月から通院での抗がん剤治療に切り替える予定。「4クールなら4カ月。年を越すのかな」と語った。
小倉は転移について「内視鏡手術をした時に、(医師から)再発するし、やがて転移の可能性があるから全摘してくださいって言われた時に『イヤです』って2年半やった。それが今、肺に転移している」と、全摘出手術を拒み、2年以上経過してしまったことが転移の一つの要因であると認識しており「自分のせいなんだよ」と語った。
そして「皆さんも、お医者さんは数々の症例を見てこうやった方がいいと言う。最悪のケースを考えてアドバイスをすると思う。きちっと向き合った方がいい」とメッセージ。
「まだ死にたくないもんな。ようやく親父が死んだ年になって、これから親父を超えてなにかまだやろうとしてさ」と本音もポロリ。ファンへ「ご心配をおかけしてすいません。そこまで深刻とは思ってないし、絶対治って帰ってくると思っている」と力強く語り「チャンスがあったらずうずうしくラジオ、テレビに出たい。小倉が戻ってきたと。ご協力をお願いします」と明るく語っていた。