志尊淳 ドキュメンタリーの難しさにぶつかる「筋書きがない。不安だった」
俳優の志尊淳(26)が9日、都内で行われた映画「人と仕事」の公開記念舞台あいさつに出席した。
女優の有村架純と志尊がコロナ禍の日本でさまざまな仕事に従事する人たちの現状をレポートするドキュメンタリー。昨年二人が出演する劇映画が製作される予定だったが、緊急事態宣言発令で企画が頓挫し、ドキュメンタリー企画にかじがきられた。
志尊は「人と人とのコミュニケーションで成立する作品なので、筋書きがない。不安があった」とドキュメンタリーの難しさにぶつかりつつも、「何をしたら良いのか分からない状態だったので、やれることをやってみようと思いました」と撮影当初を振り返った。
完成した作品を見た時について「普段は役で物語を見られていたけど、今回は志尊淳。僕がインタビューさせて頂いた方が『出て良かった』と思ってくれているかなという視線で見ていた」と説明。コロナ禍が続く現在に「悩みを抱えている人がたくさんいる。最近はコロナとか災害とかあるけど、みなさんどうか生きて下さい」と語った。