香川照之「日本沈没」で怪演見せるも「これで最後まで…大変だな」
TBS系日曜劇場「日本沈没-希望の人-」が10日からスタートした。小松左京氏の名作「日本沈没」にアレンジを加えたドラマ化だが、怪演を見せているのが関東沈没説を唱える田所博士演じる香川照之。独特のしゃべり方が特徴だが、香川自身は「これで最後まで通すのは大変だな」と漏らしていたことがドラマ公式ツイッターで明かされている。
田所博士は地震学者で、関東沈没説を唱えており、東大の地球物理学の世良教授(國村隼)と対立している。環境省の天海(小栗旬)は、田所博士の関東沈没説を邪魔と捉えており、これを覆すよう働きかけるが、田所は一切聞く耳を持たない。
田所は研究にのめり込み過ぎたがために、人とのコミュニケーションが苦手で、独特のおどおどした物言いが特徴。公式HPによると研究費ほしさから経費を流用し東大を追われ海外へ。東日本大震災を機に日本に戻り、さらに憑かれたように研究に没頭する。その中で関東沈没の可能性に気付く…という人物。
パーマがかかった髪の毛に丸めがね。「半沢直樹」で演じた舌鋒鋭い大和田取締役とはまた違ったキャラクターだ。
ドラマ公式ツイッターによると「田所博士を演じた香川照之さん。あの独特な話し方は香川さんの計算通り。研究に没頭し、人と話し慣れていない感を出したとのこと」と説明。ただ「1話を撮り終えて、これで最後まで通すの大変だな、とぽつりと漏らした香川さんでした」と、香川も苦戦している?様子を明かしていた。