株主優待の達人として知られる元プロ棋士の桐谷広人さんが１１日、日本テレビ系「月曜から夜ふかし　２時間ＳＰ」に出演した。自宅で約８カ月ぶりにスタッフからの訪問受けたが、部屋はかなりの散らかり具合。コロナ禍の中で、終活を意識するようにもなったという。

　今回はフリマアプリ「メルカリ」からの依頼もあり、部屋を片付ける意味も込めて、不要品販売に挑戦した。「ひろちゃん」の名前でアカウントを作成し、はがきに貼って個人情報を隠す「保護シール」、水槽などの「熱帯魚飼育セット」、「田崎真珠の紙袋１０枚」を販売した。

　番組放送中にはメルカリで「ひろちゃん」のフォロワーが激増し、１万人を超えた。これに、ネットでは「フォロワー数えぐ」「どんどんフォロワー増えよる」「桐谷さんから商品買った人強運だよ」と驚きの声があふれた。

　ただ、メルカリでの利益は３０３０円、桐谷さんの部屋を片付けている間に出てきた現金は２４万９０００円と片付けの方が効率がいいという結果に。さらに桐谷さんは４億円の資産を持っていることも明かしており、ＭＣのマツコ・デラックスは終活について「４億円あるのよ、どうにでもなるわよ」とあきれていた。