片山慎三監督 商業デビュー作絶賛 裏のある父役・佐藤二朗は「意外性が出て怖い」

 ポン・ジュノ監督の助監督を経験した映画監督・片山慎三氏(40)が11日、都内で商業映画デビュー作「さがす」(来年公開)の、釜山映画祭ワールドプレミア上映後のリモートQ&Aを行った。

 指名手配犯を目撃し姿を消した父役で主演した佐藤二朗(52)の起用理由を問われ、直筆の手紙と当て書きの脚本を送ってオファーしたと告白。コメディーの印象が強い佐藤だが「だからこそ裏があるお父さん役を演じたら意外性が出て怖いんじゃないか、二面性が強調されるんじゃないかと思って」と説明した。

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