天海祐希、スリを捕まえ警察で調書「あの取り調べが刑事役に生きております」

 女優の天海祐希が15日、NHK「あさイチ」に生出演。宝塚歌劇団時代に、電車でスリを捕まえた体験を披露し、「あの取り調べが(役作りに)生きております」と当時対応してくれた刑事たちに感謝した。

 この日のプレミアムトークゲストの天海は、かっこいい女性役を演じることが多いが、最近ではテレビ朝日系「緊急取調室」などの刑事の役も印象深い。

 そんな天海は、実際にスリを捕まえた体験があった。

 天海は、宝塚時代に早起きして京都へ「おいしいものを食べに」出かけたところ、阪急電鉄の桂駅手前で「おじさんが乗ってこられた。ちょっとん?と思うような方で、気になってずっと行方を追っていたら、酔っぱらって寝ていたおじいさんの隣に(その男性が)座った。席はいっぱい空いているのに」と説明。

 するとその男性は、酔っぱらった男性の横に落ちたポーチを拾い財布を抜き取ったのを天海は「見た」という。すぐに駅員に伝え、駅長室で事情を説明。天海と駅員全員で止まっている電車に向かいスリ男性に問い詰めたところ、スリ男性は天海を見つけ「お前か?どこにあるんじゃ!」とジャケットを広げて見せたところ、財布もポーチもなし。スリ男性はヒートアップし「どこにあるんじゃ、おらぁ!」などと天海を怒鳴りつけはじめたことから「私も怖くて、頭のなにか筋が切れて『見たんだよ!あんたが取ったの、見たんだよ!』」とブチギレ。

 すると1人の駅員がゴミ箱を探し、ポーチを発見。スリ男性はだまりこくり、そのまま警察へ。天海も警察で事情を聴かれることになった。

 「調書とかも取られて、お昼になって。刑事さんから『ご飯食べてくか?カツ丼うまいで』って言われたんですけど、『京都でおいしいもの食べたいので』と…」とのエピソードも紹介。天海の細かい説明に、刑事からは「お嬢ちゃん、刑事にならへんか?」とスカウトまでされたという。その刑事は天海が宝塚女優だとわかると「頑張っとったらええことある。頑張りや」と励ましてくれたという。

 さらのその後。天海が宝塚で名作「ベルサイユのばら」のアンドレ役をやるときの初日に、そのときの警察署の刑事課からお祝いの電報が届いたという。天海は「みなさんのお陰で無事に刑事の役をやっております。あの取り調べが生きております」と感謝していた。

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