MステでMIKIKO氏演出の圧巻10分パフォ「五輪開会式で見たかった」
15日放送のテレビ朝日系の生放送音楽番組「ミュージックステーション 35周年記念4時間SP」で、Perfume、三浦大知が共演、振付師のMIKIKO氏が手がけたスペシャルステージが放送された。CGによる映像技術を融合させたパフォーマンスに、ネットでは「五輪開会式で見たかった」の声が上がった。
この日は、MIKIKO氏が演出、デジタルアート集団ライゾマティクスによるCGを担当。Perfumeのあ~ちゃんは番組の公式ツイッターで放送前に「MIKIKO先生が演出する10分間。みんなが見たかったこれぞいまのニッポン!を惜しげもなく披露してほしいです。」とつぶやいた。
その言葉通り、座標面のような格子模様の地面の上を三浦やPerfumeらがパフォーマンス。途中で踊っている映像が加工されたり、地面が波打ったり、立体的に動いたように見えたりと、およそ生放送とは思えない映像体験を視聴者に届けた。
MIKIKO氏は今夏に行われた東京五輪の開閉会式で総合プラニングチームの一員で、実質の演出面のリーダーだった。しかし、演出統括の電通・佐々木宏氏との確執から昨年11月に辞任した。五輪後に文春デジタルが報じた幻の五輪開会式案では、出演者にPerfumeや三浦の名前があった。
ツイッター上では、「MIKIKO先生」が急上昇ワードに上がり、「すごかった」「最高だった」「かっこよすぎ」の声が。それとともに、「五輪の開会式演出してたらねえ」「とてもとてもよかったけど、MIKIKO先生の開会式が見たかったなって悲しくもなった」と惜しむ声も多く見られた。