タレントのアンミカが１８日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」に出演し、夫の暴行罪での裁判についての熊田曜子の姿勢に疑問を投げかけた。

　熊田の夫の裁判は１５日に初公判が行われた。熊田側は夫から平手で殴られたと主張するも、夫側は「暴力をふるったことは一切ございません」と無罪を主張している。熊田側は夫の暴力が原因でＰＴＳＤと診断されたことも明かしている。１１月９日の次回公判には検察側の証人として熊田も出廷する予定となっている。

　アンミカは芸能人である熊田側と一般人である夫側で、出てくる情報量に差があるとし「意見の相違もあるので公平に見てコメントしないと」と慎重な姿勢を示した。「暴力は絶対ダメ」と前提した上で、子どもにとっては唯一の父親である夫に対して「何が何でも世間の目にさらして裁判をして絶対に罪を認めてほしい」という姿勢を貫いていることを疑問視。「お子さんのことを思うともうちょっと穏便に済ませる方法もあったのではないかな」と呼びかけるように語った。

　暴力をふるわれたような音声を録音するなど、裁判を見越して周到に準備していることも指摘した。熊田が世間に夫の暴力を認めさせた上で離婚しようとしている「強い意志を感じる」とする一方で「そこにお子さんの気持ちとかっていうのはどう介在してるのかな？」と眉間にしわを寄せた。

　夫側の主張については「けっこうお子さんのことを思って『これ以上はこうしません、こうします』っていうのははっきりしてる」と疑問は感じていないだけに、熊田の強硬に見える姿勢と、子どもの気持ちが気になる様子。「どうなんだろう。ちょっと気になるところではあります」と最後までモヤモヤが晴れないようだった。