直木賞作家・山本文緒さん死去 58歳 膵臓がんで「プラナリア」「恋愛中毒」

山本文緒さん(ⓒ新潮社)
 山本文緒さん
 山本文緒さん
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 直木賞作家の山本文緒さんが13日に、膵臓がんのため死去したことが18日、分かった。58歳。文藝春秋文芸出版局公式ツイッターなどで発表された。

 山本さんは神奈川県出身。01年に「プラナリア」で直木賞を受賞。98年に発表し、吉川英治文学賞を受賞した「恋愛中毒」は、00年にテレビ朝日系でドラマ化もされた。「自転しながら公転する」は本屋大賞にもノミネートされた。

 最後の作品は9月に発表された「ばにらさま」という短編集。山本さんは文藝春秋の公式HPで「どの作品にも『え?!』と驚いて頂けるような仕掛けを用意しましたので、きっと楽しんで頂けると自負しております」とのメッセージを寄せていた。

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