アイドルグループ・つばきファクトリーが１８日、東京・日本武道館で「つばきファクトリー　コンサート２０２１『ＣＡＭＥＬＬＩＡ～日本武道館スッペシャル～』」を開催した。同会場でのグループ単独ライブは初。７月に新メンバー４人が加入し１２人体制となってから初の生パフォーマンスを披露し、６０００人のファンが熱狂した。

　センターステージから客席を見渡し、リーダー・山崎理子（２２）は「目標だった日本武道館のステージに立てて心より感謝します！」とこみ上げる思いを口にした。ハロプロ研修生ユニットだった２０１５年５月に、アンジュルムの日本武道館コンサートのオープニングアクトとして登場しているものの、この日、“聖地”での初めて単独公演を実現。２０１７年にメジャーデビュー後、４年で悲願を達成し、谷本安美（２１）は「またひとつ夢が叶いました！」と声を弾ませた。

　１１月１７日発売のトリプルＡ面シングル「涙のヒロイン降板劇／ガラクタＤＩＡＭＯＮＤ／約束・連絡・記念日」を初お披露目したほか、計１９曲を熱唱した。

　新メンバーたちもそれぞれ自己紹介し、河西結心（１８）は「自分らしくパフォーマンスします」、八木栞（１８）は「ひとりでも多くの人に顔と名前と歌声を覚えてほしいです」、福田真琳（１７）は「笑顔で全力で頑張ります！」、豫風（よふう）瑠乃（１３）は「とても緊張してます」と初々しくあいさつ。この日１７歳の誕生日を迎えた福田は「まだスタートラインに立ったばかりですが、つばきのように凛（りん）として、先輩たちのように強さと美しさを持った歌手になりたい」と誓っていた。