第４９回衆議院選挙（３１日投開票）が公示された１９日、れいわ新選組の山本太郎代表（４６）が東京・新宿駅前で第一声を上げた。

　掲げたのは、新型コロナウイルスの感染対策と消費税廃止などを盛り込んだ経済政策。「コロナの徹底対策は当たり前。今一番やるべきことは、それと両輪で２５年のデフレを吹き飛ばす、２５年の不況の中にコロナが来たということを鑑みた大胆な経済政策が必要。消費税は廃止です」と強く訴え、政権奪取に向け「棄民政治との対峙（たいじ）。裏付けのある経済政策、大胆な積極財政を訴えていきます」と意気込んだ。

　自身は東京８区からの出馬を表明したが、立憲民主党など野党共闘の候補者調整のため撤回。比例単独候補で東京ブロックに出馬することから「２枚目の投票用紙、ピンクの投票用紙には『れいわ』とお書きください。今回の選挙で山本太郎はＮＧワードです」と何度も呼びかけた。