「BLUE GIANT」アニメ映画化 麒麟・川島が絶賛「漫画から音が聞こえる」と話題
2017年の第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞作品で累計770万部を超える人気コミック「BLUE GIANT」がアニメ映画化されることが20日、分かった。来年に公開される。
2013年にビッグコミックで連載をスタートした「BLUE-」は、仙台の高校生・宮本大がジャズに目覚め、世界一のサックスプレーヤーを目指してまい進する物語。圧倒的表現力で「音楽が聞こえてくるよう」と評され、テレビ朝日系の人気バラエティー番組「アメトーーク!」の漫画大好き芸人回で麒麟の川島明(42)に絶賛されるなど、多くのファンを生んでいる。バイきんぐの小峠英二(45)は、本作がきっかけでサックス教室に通い始めたという。
制作陣は「最大の音量で、最高の音質で、音楽を届けたい」との思いから、実写でもテレビシリーズでもなくアニメ映画化を決断。コミックで奏でられる音楽の具現化が高いハードルゆえ、映像化困難とも言われたが、原作者の石塚真一氏は期待を裏切らないことを約束した。
石塚氏はコメントを寄せ、「これまで、漫画から音が聞こえるという意見をたくさんいただきました。それはすべて読者の皆さんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。映画化にあたり、すごいメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています」と説明。詳細は未解禁ながら、最強の布陣で音楽パートに挑んでいることを明かした。