「真犯人フラグ」犯罪心理専門家が「スッキリ」で考察 怪しい2人の名を挙げる
犯罪心理学者の出口保行氏が22日、日本テレビ系「スッキリ」で、同局日曜ドラマ「真犯人フラグ」の考察を行い、2話までで怪しいと思った人物2人を挙げた。
出口氏はメディアなどにも数多く出演。1万人以上の犯罪者を心理分析したエキスパートだ。
番組ではそんな出口氏に取材。まずは凌介(西島秀俊)に冷凍の腕を送りつけた人物について「刺激を求め続けているっていうのが一番のキーワード。社会から外れたことをわざとすることで、動揺や不安を与える。半ば愉快犯的要素が背景にある」と分析した。
また凌介の新居予定地にローファーを埋めた人物について、腕を送りつけた人物と同一人物か?という質問には「単独犯というか、主犯格は1人だと思う」と指摘。「ただ1人でやるのは難しいので、目的を同じにしている共犯者が存在するのではないか」と語り、「刺激を求める愉快犯で複数人」と考察した。
そんな中、出口氏が2話目までで注目しているのが凌介の職場の部下である二宮瑞穂(芳根京子)と、ママ友の菱田朋子(桜井ユキ)の2人だという。
出口氏は「どちらも凌介さんが困っている中で接近している。普通、相手の家族が失踪している、帰って来ない、そういう事実があったとき、相手に笑顔で話すということはほぼほぼできない。相手は今、悲嘆に暮れているわけですよね」とコメント。
凌介に対し2人とも笑顔を振りまき協力を申し出ていることから「なにか一緒にお手伝いします、というのなら明るい顔で話しかけるのは考えられない。なぜあの2人は満面の笑顔で協力を申し出たのか」とも語り「これが私にとって非常に興味深いシーンになりました」と語った。
これに加藤浩次も「面白い、確かにすごい」と感心していた。