蓮舫氏「親友」辻元清美氏の応援登場「こんなピンクな辻元は初めて。女子力高い」
衆院選(31日投開票)に大阪10区から立候補した立憲民主党の辻元清美議員(61)が23日、大阪府・JR高槻駅前で街頭演説。この日は蓮舫参院議員(53)が応援に登場した。
ピンク色のマスク&パーカー姿で登場した辻元氏に、蓮舫氏も「親友の蓮舫です。こんなにピンクな辻元を見るのは初めてです。意外に女子力が高いんです」とあいさつ。
まずは辻元氏が「国会でも男女同数の議会と、男女同数の閣僚をそろえた内閣をつくりたい。そうすれば日本は変わる」と、女性のさらなる社会進出の必要性を訴えると、代わって蓮舫氏がマイクを握り「所信表明演説で、改革と一言も言わなかった岸田総理は論外」と、いきなり自民党政治に矛先を向けた。
大きな拍手を浴びながら、「岸田さんには若干、期待したんです。あっという間に崩れましたけど。総裁選に出る前いいこと言ってましたよ。所得倍増計画。どうやって倍にするのかと思ったら、所信表明演説からなくなりました。選挙公約からなくなりました」と矛盾を指摘した。
さらに、止まらない蓮舫氏は「金融所得課税。私たちと同じことを言っていました。でも、総理に就任してわずか3日で、やりませんと。やらない時だけハッキリしてるんです、この総理は。何もやらない総理なら野党に力を」と指示を求めた。
同区からは辻元氏の他に、自民党・大隈和英氏(52)や日本維新の会・池下卓氏(46)らが出馬。激戦区に、同副代表の吉村洋文大阪府知事(46)は以前から「いやあ、高槻にはめちゃくちゃ強い人がいるんです」と話していたが、この日は辻元氏も「維新は強い」と警戒。「ニュージーランド、ドイツ、台湾…女性の政治家が多い国は人の痛みが分かる、共感力が高いと言われているんです」と強く訴えていた。