タレントの武井壮が２６日、フジテレビ系「めざまし８」で、秋篠宮眞子さまのご結婚会見で質疑応答が取りやめになったと伝えたネット記事で、ヤフーのコメント欄が閉鎖されたことに言及。「今のネット社会の悪いところが如実に出た」とし、「正しいものを正しく受け取れ、ゴシップとは分けて受け取る必要がある」と語った。

　番組では、この日ご結婚される眞子さまと小室圭さんの会見などを取り上げた。眞子さまのご結婚会見については、前日になり、質問の中に眞子さまが「強い衝撃を受けた」ものがあったことから質疑応答は取りやめ、冒頭でお気持ちを述べ、質問には文書で回答することになった。

　この「質疑応答取りやめ」を伝えたネット記事についてコメントが殺到し、ヤフーではコメント欄を閉鎖した。番組ではこのことも取り上げた。

　谷原章介は複雑性ＰＴＳＤを公表している眞子さまへの「体調の影響が心配」と述べると、武井は「今のネット社会の悪いところが如実にでたと思っていて」と切り出し「コメント欄って過激な書き込みがいいねがつきやすかったり、返信がつきやすくて、上に来やすくて、そればかり目につきますが、そればっかりが国民すべての意見ではないと思う」と述べた。

　そして「ちょっと意地悪な書き方をしたニュースはすごい閲覧数が伸びる」とも指摘し、「例えば人が傷ついたり、精神、人生が傷つく可能性がある書き方をしたニュースは広告収益をカットするとか…、きちんとしたニュースが扱われて、正しいものを正しく受け取れ、そうじゃないゴシップとはしっかり分けてぼくらは受け取る必要がある」との考えも示していた。