眞子さま皇籍離脱を「皇統譜」に登録「小室圭ト婚姻シタルニ因ル」
秋篠宮ご夫妻の長女眞子さん(30)が小室圭(30)さんと26日に結婚したことを受けて、宮内庁は27日、天皇と皇族の戸籍に当たる「皇統譜(こうとうふ)」に、眞子さんが、皇族の身分を離れた事実を登録した。
この日午後、宮内庁書陵部の庁舎で西村泰彦長官らが、理由として「小室圭ト婚姻シタルニ因ル」と記された皇統譜の正本と副本に、毛筆で丁寧に署名した。
皇室典範は女性皇族が皇族以外と結婚した場合、皇族の身分を離れると規定する。皇統譜は天皇、皇后両陛下について記載した「大統譜(だいとうふ)」と、それ以外の皇族の「皇族譜(こうぞくふ)」の総称で、眞子さんは皇族譜に記されている。
登録が終わったことで、眞子さんの結婚の手続きは終了した。
眞子さんは26日午前、宮内庁職員が代理で婚姻届を役所に提出し、結婚した。午後に小室さんと2人で記者会見を開いた後、東京都渋谷区のマンションに移った。小室さんが拠点を置く米国に渡るためにパスポートの取得など準備を進めており、準備が整い次第、渡米するとみられる。
小室さんは5月にフォーダム大のロースクールを修了し、7月にニューヨーク州の司法試験を受験。9月にニューヨークの法律事務所に「法律事務員」として就職している。11月上旬には司法試験の結果が発表される。