昨年７月に芸能界引退を宣言し、２８日に開設したＹｏｕＴｕｂｅで活動再開を宣言したタレントの木下優樹菜（３３）について２９日、フジテレビ「バイキングＭＯＲＥ」で特集。動画配信のタイミングに対して疑問視する声が噴出した。

　２０１９年９月のタピオカ店の店長をめぐるトラブルにもとづいた民事訴訟で木下の脅迫行為、名誉毀損が認定され、精神的苦痛に対する慰謝料約４０万円の損害賠償命令が２７日に出された。

　木下は判決の翌日にＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを開設し、涙ながらに騒動を謝罪した。しかし、ＭＣの坂上忍は「どう考えても和解に持って行きたかったんだよね。だったら謝罪というのは、裁判の不利になるならないより、気持ちの問題だから、弁護士になんて言われようが、謝ったもん勝ちじゃないけど、謝ることが一番伝わる」と２年間、謝罪しなかったことに疑問を呈した。

　さらに「ＳＮＳであんだけ発信してんだから、そのギャップを感じちゃうよね」と指摘した。木下はインスタでは、ファッションに関する投稿や恋人と仲睦まじくしているようなポジティブな投稿を頻繁にしてきた。また緊急事態宣言中にバーベキューをした様子も明かし、波紋を呼んでいた。

　さらに、判決の６日前に黒髪にイメージチェンジをしたり、判決の３日前にチャンネルを開設するなど、用意周到さを指摘する声もある。

　２８日に公開した動画は７０万回以上視聴され、高評価が約４０００に対して、低評価が１万８０００回となっている。