女優の永野芽郁（２２）が２９日、都内で主演映画「そして、バトンは渡された」の初日舞台あいさつに、共演の田中圭（３７）、石原さとみ（３４）らと登壇した。

　血のつながらない父と娘の親子像を描いた、２０１９年の本屋大賞受賞作が原作。心温まるヒューマンドラマに公開初日から、感動し号泣する人たちが続出した。

　これにちなみ最近泣いたエピソードを問われた永野は「怖い夢を見ました。すごい寝付きの悪い日があって、４コくらい夢を見て。怖くて起きたときに泣いてました」と告白。売れっ子女優につき多忙を極める永野に、石原は「大丈夫？疲れてるんだね、もぉ～心配！」と母親のように思いやった。

　ミュージカル俳優として活躍する市村正親（７２）からは、その独特なハスキーボイスを絶賛され、歌のオファー。「音楽に何回も救われて生きてきたので、音楽にいつかは携わりたいとは思っていたんですけど、ちょっと正確な音程が…」と弱音を吐く永野は、市村から「音程は関係ない。歌は心だから」と金言を授かり、「事務所のみなさんよろしくお願いします！」と意欲を見せていた。