維新・吉村副代表「そこまで言うなら橋下さんがなって」代表選出馬を推す声に
大阪府の吉村洋文知事(46)が2日、大阪府庁で定例会見。日本維新の会副代表でもある同知事は、次期代表選について改めて持論を語った。
日本維新の会は、松井一郎代表が既に現在の大阪市長を任期限りで辞任することを表明。吉村洋文副代表は大阪府知事職に専念するとして、いずれも次期代表選には立候補しないという。
これについて元代表でもある橋下徹氏は、各方面で吉村知事を推す発言をしている。同知事はこの現状について問われると、厳しかった表情を緩め「そこまで言うなら、橋下さんが戻ってきて、代表になってくれへんかな。言っといてください」と笑顔で返した。
その上で、「僕は橋下さんをすごい人だと思って、その人の後を受けて府知事の職を、一生懸命にやってきました。そう言っていただけるのはありがたいが、いち民間人の、私人の意見として受け止めたいと思います」と、改めて考えに変更がないことを明かした。
さらに、次期代表選については「公正で透明な手続きの中で、選挙の中で代表を決める。これが重要だと思っています」とし、「オレが引っ張って行くという新しいパワーが生まれてほしい。僕は最多得票を得た方を支えます、全力で」と持論を述べ、新たな“顔”の台頭を期待した。