維新・吉村副代表 立憲をけん制「ショボい嫌がらせはできない」質問時間配分チクリ

 定例会見で話をする吉村洋文知事
 定例会見で話をする吉村洋文知事
 定例会見で話をする吉村洋文知事
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 大阪府の吉村洋文知事が2日、大阪府庁で定例会見を行った。

 日本維新の会副代表でもある同知事は、代表辞任を表明した立憲民主党の枝野幸男氏について「政治家の出処進退は自分で判断すること。特にコメントはありません」と語るにとどめた。これまでコロナ対策などを巡り、幾度となく舌戦を繰り広げてきた相手だが、この日は言葉少なだった。

 日本維新の会は、10月31日に投開票された衆院選で、公示前の11議席から大幅増となる41議席を確保。ただ、予算を伴う法律案については、衆議院では50人以上の賛成者が必要になる。

 このため、党としては統一会派で野党連携を図っていく方向性もあり得るが、吉村副代表は「あくまで決めるのは代表」と前置きした上で、「われわれは与党にも野党にも是々非々でやっていく。僕自身は安直な統一は国民の信頼を失う。政策ごとに、いいものは一緒にやっていくというのが筋論」と私見を語った。

 その上で、党単独で法案を提出できる21議席を大きく上回ったことに「いろんな議員に対する削減、報酬削減などの法案が出せる。国会の古い仕組みを変えていかないといけない。これがまず維新の国会議員の大事な役割」とし、「これまでみたいに10人だと、立憲民主党から嫌がらせを受けて、質問時間が短く配分されたり。それもこういった数になってくると、立憲民主党もショボい嫌がらせはできないでしょう」と、ピシャリとけん制した。

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