フジテレビの伊藤利尋アナウンサーが２日、フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」に出演し、ＭＣの俳優・坂上忍から「虐待」と突っ込まれタジタジとなる一幕があった。

　子供が遠くに離れないように着用する「子供用ハーネス」についての話題。子供用ハーネスについては、見た目が「ペットのよう」という意見がある一方で、「安全のため」という意見もあり、ネット上などで賛否が分かれている。フリーアナウンサーの高橋真麻が１０月２８日のブログで、着用させることを明言し「何を言われようと生命の為です」とコメントして話題となっていた。

　伊藤アナは自身の子供の行動を例に挙げ、近くにいた坂上に迷惑をかけるような行動を取ったら「『そんなに悪いことをしてないな』と心の中で思ってても、坂上さんへの礼儀として『オイ、坂上さんに失礼だろ、やめとけ』っていうのはあるかなって」と説明。ただ、「やめとけ」のタイミングで右手を軽く振り下ろすしぐさを見せたことで、坂上が「いや、もう虐待ですね」と目ざとく突っ込んだ。

　ここで、ハーネス問題を解説していた家族問題カウンセラー・山脇由貴子氏も「たたく、は今体罰で禁止なんで」と冷静に付け加えた。タレントのヒロミも「家でもやってるよ」と悪ノリ。集中砲火を食らった伊藤アナは、あわてて「やってない」と両手を振って否定した。

　山脇氏は「坂上さんのために怒ってるみたいになってる」と問題点も指摘。伊藤アナはセットに隠れるようにもたれかかり「なんであのエピソード言ったんだろうなー」と嘆いた。

　坂上は番組のエンディングでも「図らずも伊藤アナウンサーの虐待が明るみに出てしまいまして」といじり続けた。伊藤アナは「動きが良くなかった。山脇さんもすごい怖い目で」と反省しきりだった。