森田健作に旭日重光章「ランニングフォーエバー!」3期12年・千葉県知事の功労評価 

 政府は3日付で2021年秋の叙勲受章者を発表した。千葉県知事を務めた歌手で俳優の森田健作(71)に旭日重光章、俳優の橋爪功(80)や脚本家の大石静(本名・高橋静)さん(70)に旭日小綬章が贈られる。別枠の外国人叙勲ではキャロライン・ケネディ元駐日米大使(63)が旭日大綬章、歌手のオリビア・ニュートン・ジョン(73)が旭日小綬章に決まった。大綬章は天皇陛下、重光章は岸田文雄首相が9日に皇居で授与する。

 2日に都内で取材対応した森田は「本当に光栄です。大変うれしく思います」と口角を上げ、「これからも『青春の勲章はくじけない心』をモットーに、がむしゃらに青臭い男でいたい。ランニングフォーエバー!!」と高く拳を突き上げた。

 1992年に政界進出し、参議院議員、衆議院議員(2期)を経て、2009年から21年まで3期12年にわたって千葉県知事を務め上げた。今回は地方自治での功労が評価されての受章。16年秋にはタレントで元参議院議員の西川きよし(75)も同章を受けている。

 一報を知らされた時について「開口一番『私まだ若いですよ』と。担当官から『70超えてますよ』と言われ、時がたつのは早いものだな」と冗談めかすも、「お国で評価してくださるなら、ありがたく受けさせていただきます」と頭を下げた。

 また、妻には「本当にありがとうと伝えたい。『健ちゃんはいつまでも突っ走ってどこに行くか分からない』と言われていますから。政治生活を30年できたのは、家内抜きでは考えられない」と感謝していた。

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