内野聖陽 紫綬褒章に「エイプリルフールかと」舞台挨拶で西島秀俊から祝福

 秋の紫綬褒章の受章が2日付で発表された俳優・内野聖陽(53)が3日、主演映画「劇場版 きのう何食べた?」の初日舞台あいさつに登壇。ダブル主演の西島秀俊(50)、山本耕史(45)、磯村勇斗(29)らに祝福された。MCのチャンカワイ(41)から受章を改めて報告されると、客席からは万雷の拍手。「すごくビックリしました。国の褒章はテレビ、映画に出たり、演劇やったりの役者には、いただけないと思ってました。エイプリルフールかと思いましたが、秋だったので本当なんだと」とおちゃめに喜びを語った。

 芸術文化における優れた業績が認められたが、「役を徹底的に掘り下げられるのが変態的に好きなので、提示した物が評価されたなら、やって来たかいがありました」と誇らしげ。19年放送の連ドラ版から引き続き、パートナーを演じた西島は、「恋人役としてうれしいです。ドラマが終わった時、『俺たち、もっとやれるよね』とおっしゃってたのを思い出しました。俳優として理想を求め続けてる」と求道者ぶりをリスペクトしていた。

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