NMB渋谷 涙と笑いの挨拶 大阪城コン「もう無理かと」 直後に「私が爆乳そろえた」
アイドルグループ・NMB48の11周年記念コンサート夜公演「NMB48 11th Anniversary LIVE~Thanksgiving~」が3日、大阪城ホールで開催された。
8月に白間美瑠が卒業し、1期生が不在となったグループにとって再出発のライブは、1曲目で渋谷凪咲が「シダレヤナギ」でセンターを担当。その後も梅山恋和が「僕らのユリイカ」、黒田楓和が「絶滅黒髪少女」など、出演した研究生を含む全40人がセンター曲(ダブルセンターあり。体調不良で杉浦琴音が休演)を担当した。
そして、オーディション開催中の8期候補生78人が登場。ステージがあふれかえる中、安部若菜ら現役メンバーと「NMB48」を歌唱して沸かせた。
アンコールでは、バラエティーで大活躍中の渋谷が涙と笑いのあいさつで、さすがのトーク力を見せつけた。「1期生の先輩が卒業されたとき、NMB48は大阪城ホールではライブができひんやろなと思ってました。今のNMBで立たせていただいたことは本当に良かった」というと涙を見せ、「絶対に当たり前のことじゃないと強く思いました。正直、知名度とか実力があるわけじゃないと自分たちで理解しています」と続けた。
さらに、「そんな自分たちでも戦い方がある。泥臭くていいからみんな全力で頑張って、本気で楽しんで、本気でふざけられたら強みになると思います」と力を込め、「最近は今までのNMBや『46』の皆さんと自分たちを比べてダメだなと思って苦しかったけど、こんなにもたくさんの皆さんが来て下さって、配信を見て下さって、これがすべてだなと。周りと比べてた自分が腹立たしくなる。頑張れば明るい未来が来るんじゃないかと自信をもてました」と思いをぶつけた。
ここで終わらないのが渋谷だ。ファンに「見守ってください」と呼びかけると、「お願いしてばかりですけど、(皆さんのために)私も爆乳メンバーをそろえたりしてるんです」と突然のモードチェンジ。「爆乳メンバー、前に出て。ゆず!」とグラビアで大人気の本郷柚巴らを最前列に招集し、「こじりん(小嶋花梨)、下がって」とキャプテンに指示するなど暴走して、客席を爆笑させた。
また、この日「床の間正座娘」でセンターを務めた屈指のビジュアルメンバーで今年4月から7月まで体調不良を理由に活動休止していた山本望叶(19)が今後へ決意表明。2018年にドラフト3期生として加入した山本は「今まではグループに迷惑をかけてばっかりだった」と反省しながら、目標として「シングル曲の選抜メンバー入り。センターに立つこと。ファッション雑誌の専属モデルになること」を掲げた。
26作目のシングルが発売されることも発表された。