真矢ミキ 23年ぶり宝塚の男役 現役時代と変わらぬ個性発揮

 女優の真矢ミキが3日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで「宝塚歌劇 花組・月組100周年記念公演 Greatest Moment」に出演。宝塚関連のステージで23年ぶりに男役を披露した。

 現役時代、長髪でオリジナリティーあふれる着こなしなど、それまでの男役像を大きく変えた真矢。退団前には、つんくプロデュースで、宝塚初の日本武道館でのソロコンサートも開催するなど異色のスターだった。久々の宝塚の男役を披露した真矢は、代表作「SPEAKEASY」の主題歌などを熱唱。現役時代と変わらぬ個性を発揮した。

 また花組2番手時代には、1期上の花組トップスター・安寿ミラとの男同士のコンビが「ヤンミキ」(2人の愛称)として人気を博していた。今回、その安寿とのダンスや、丁々発止の掛け合いトークを繰り広げ、会場に詰めかけたファンを喜ばせた。

 宝塚の花組・月組は1921年に誕生して今年で100年を迎えた。今回、それぞれの時代を彩ったスターが、さまざまなバージョンで華やかに競演。この日は「ベルサイユのばら」で初代マリー・アントワネット役の初風諄、初代オスカル役の榛名由梨や安奈淳、涼風真世らトップスター、トップ娘役20人が出演した。

 同公演は7日まで。東京国際フォーラム ホールCは13日~22日。また13日、20日、21日の公演がライブ配信される。

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