ＮＨＫ大阪放送局の角英夫局長の定例会見が４日、大阪市の同局で行われた。

　プロ野球パ・リーグで大阪を本拠とするオリックスが２５年ぶりに優勝したことを受け、角局長は「おめでとうございます。中島監督のもと、全員が一体となって粘り強く勝ち抜いた戦いぶりは関西の野球ファンに感動を与え、明るい話題をもたらした」と称賛した。

　クライマックス・シリーズ（ＣＳ）はセ・リーグ２位の阪神も出場するため、日本シリーズでの関西対決も可能性を残す。角局長は「日本シリーズの関西対決が実現すれば１９６４年の前回の東京五輪以来。当時は阪神対南海で、関西の人に長く記憶されている。（今年も）両チームが勝ち進み、関西勢の日本シリーズ対決が実現することを期待しています」と思いを明かした。

　ＮＨＫはＢＳ１で６日からのＣＳファーストステージ、１０日からのファイナルステージを中継する。