極楽とんぼの加藤浩次が１０日、日本テレビ系「スッキリ」で、無免許当て逃げ事故後、初めて公の場に姿を見せた木下富美子都議について、無免許で運転した理由をぼやかしたままの議員職続行について「しんどいなと思う」との思いを語った。

　番組では、無免許当て逃げ事故発覚後、初の公の場に登場した木下議員について特集。木下議員は無免許運転を謝罪し、今後は運転はしないなどと語ったが、議員辞職については「続けて欲しい」という声があるとし、辞める意思はないとした。また無免許運転をした理由については捜査中であることから詳細は語らなかった。

　これに加藤は「本人は会見の中で明言は避けていましたが、認識はあったのか、無免許の」と問いかけた。「これ、免許停止になってるわけですよ。免許停止になってたらその間、無免許って、誰でも分かるはずで、その認識がないはずがない」と、木下都議は無免許を当然自覚していたはずと訴えた。

　「そこをぼやかして今後も頑張っていきたいと。でも捜査中だから言えないって言ってるけど、そこの自分がやったことの反省部分をボヤっとさせて、はっきり明言せずに議員を続けるのは、やっぱりしんどいなって思ってしまう」とも語っていた。