細木数子さん死去 「視聴率の女王」の異名 辛口人生相談、芸能人改名も

 占術家の細木数子さんが8日に呼吸不全で亡くなったことが10日、分かった。83歳。娘のかおりさんがインスタグラムで報告した。細木さんは2000年代前半にテレビ番組に出演し、人生相談を行っていた。歯に衣着せぬ物言いが人気を呼び「視聴率の女王」と呼ばれるほどだった。

 細木さんは00年代にはTBS系「ズバリ言うわよ!」、フジテレビ系「幸せって何だっけ~カズカズの宝話~」などのレギュラー番組を持つほどの人気で、タイトル通り“ズバリ”と物申す人生相談が話題を呼んだ。「地獄に落ちるわよ」などのパワーワードも人気。これらの番組は視聴率も高く、「視聴率の女王」とも呼ばれることになった。

 番組内では、芸能人に改名を勧めることもあった。代表的なのはアニマル梯団のおさる(当時)で、芸名を「モンキッキー」にするよう助言。その後、会見を開き正式に「モンキッキー」への改名を発表した。

 おさるの相方・コアラも細木の助言で一時「ハッピーハッピー」へ改名している。

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