女優・吉高由里子主演のＴＢＳドラマ「最愛」の第５話放送（１２日）を前に、ドラマの公式ＳＮＳでは、「メンタル追いつかないくらいのハイスピードな展開です」と告知している。

　公式ツイッターでは桑子刑事役の佐久間由衣の撮影中ショットをアップし「控え室で台本を読みながら思わず『えっ！？』と口に出してしまう佐久間さん　どんな内容だったのでしょうか！？」と記している。

　１５年前、白山大学陸上部寮で、寮夫の娘で高校生だった主人公・梨央（吉高）に不審な行動をとった大学院生が失踪。１５年後に山の中から遺体で発見される。さらに実業家となった梨央を訪ねてきた大学院生の父親も何者かに殺害され…ネット上で今後考察が白熱している完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

　これまでに１５年前、小学生だった弟・優（柊木陽太）が、姉・梨央を守ろうとして大学院生を長い火箸で刺してしまった携帯動画を梨央が目にしたのに続き、第４話では成長して姿を消していた優（高橋文哉）が現れ、大学院生の父親の首を絞めてしまっている動画をみせた。

　物語前半に、１５年前、現代の事件ともに、弟犯行を示唆する急展開。ネット上では、優が幼少時の事故の後遺症で、興奮すると記憶がなくなる症状があるため「優はいつも自分が殺したと思い込んでいる」「優くんは犯人じゃないよね？」「記憶失くす優くん利用した連続殺人だ」と真犯人は別にいるとの考察も有力となっている。

　登場人物それぞれに「最愛」の人がいる。梨央の母・真田梓（薬師丸ひろ子）や、弁護士の加瀬賢一郎（井浦新）、元陸上部員で富山県警刑事となった藤井隼人（岡山天音）を怪しむなど、考察が盛り上がっている。