玉川徹氏、18歳以下10万円給付は困窮対策?景気対策?「選挙対策です」
テレビ朝日の玉川徹氏が12日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、政府が示した18歳以下への10万円給付について「生煮えで選挙対策」と批判するも、ここから考え直すとまた時間がかかることから「もうやって下さいとしか言いようがない」と語った。
番組では、所得制限を行った上で18歳以下に現金5万円、クーポン5万円の合計10万円を給付するというニュースを取り上げた。
所得制限について世帯主の所得で決めることから、夫婦で1800万円の年収があっても支払われることや、現金ではなくクーポンであることなどに異論も上がっているが、玉川氏は「困窮対策なのか、景気対策なのかって話が出たが、選挙対策です」とキッパリ。
そして「困窮者に対して給付するというのを、もう一回知恵を出してやるべきなんだろうなと僕は思う」と訴え「もうちょっと早くからやって、制度を作って、困窮者対策でやるということで、今から始められるようにしてしかるべしだったと思う」と本来は、すでに困窮者を救済できるシステムが出来上がっていなければおかしいとも指摘した。
ただ、現実にはできていないことから「これで行くんでしょ?」と話し「だから、生煮えで選挙対策なんだけど、ここからまた考えたら本当に困っている人に届かなくなっちゃうから、もうやって下さいとしか言いようがない」と呆れたように語っていた。