森公美子 志村けんさんら参考に酔っぱらい看守役「ネタいっぱい仕込んできた」
女優・森公美子(62)が15日、都内で東京二期会オペラ劇場「こうもり」(25~28日、東京・日生劇場)の稽古に参加し、公演への意気込みを語った。
「およそ30年ぶり」という二期会オペラへの出演で、本来は男性が演じる看守・フロッシュ役を務める。歌わずにアドリブ満載のセリフで笑わせる酔っぱらいの役柄に「ネタをいっぱい仕込んできたんですよ。ちょこちょこ日によって変えようと思っていまして、楽しんでいただければ」と笑顔でアピールした。
役作りについては「笑い上戸でいこうかなと。元々が飲み始めると笑ったり、ウソついたりするので、ピッタリなんじゃないかな」と説明。参考にした人物を問われると、志村けんさん、柄本明、前回公演でフロッシュを演じたイッセー尾形の名前を挙げ「酔っぱらい方を研究しております。まだまだ甘いんです」と話したが、共演の宮本益光から「そうおっしゃってるんですけど、もう初日から圧がすごくて」とツッコまれ、笑いを誘った。
コロナ禍で料理に目覚めて太ったといい、トレーナーをつけて体力強化とダイエットにも着手。「ヒザ頑張れ~って感じでやってます。成果は今のところまだ出てません」と豪快に笑った。