「寄付でおしまいじゃない」文通費に厳しい意見 金子恵美氏は実費支給提案

 元衆院議員の金子恵美氏が16日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演し、毎月100万円支給されている国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)についてコメントした。

 文通費を批判していた吉村洋文大阪府知事自身が6年前に1日で満額を受け取っていた「ブーメラン」問題。金子氏も2012年に新潟県議から国政に挑戦して当選し、半月ほどで満額の文通費が支給された経験がある。

 県議時代は細かく収支報告書を提出していたが、国会議員になって「何に使ってもいい、報告しなくていい、使途が限られていない」ということに。「そんなのアリなのかな」と疑問を抱きつつも「みんなが受け取っているから受け取ってしまった」と振り返った。

 今回の満額支給ということを「一方的に非難はできない立場」と前置きし「給与というより経費なので、使った分だけを収支で出すとか、使った分いただくっていう方が、一歩だと思っていて」と持論を展開した。返還については「『日割りで計算するのか』っていう議論は合わせてするべき」とした。

 ともにコメンテーターとして出演している女装家ダイアナ・エクストラバガンザは、吉村氏に対して「批判する前に自分でちょっと調べたら受け取っていたことはわかるわけだし、受け取ったなら黙っときゃいいのにとも思う」「『本質的におかしい』っておっしゃるなら6年前に言うべきだった」と納得のいかない様子。吉村氏が受け取った文通費を「寄付する」と言っていることにも「(寄付して)手元になくなったからって『ハイおしまい』じゃないだろうし、寄付をして収束を狙うってスッキリしない気がする」と手厳しかった。

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